もち子ぶろぐ

アラサーOLの日々思うあれこれを綴っていきます。遊び、ライフスタイル、婚活、趣味、投資などなど雑多に紹介していきます。

「お土産みっつ たこみっつ」が雪だけじゃなくて私も救ってくれた話

こんにちは。

もち子です🐱

 

自分でもどうしようもないくらいに

気分が落ちてしまう時ってありますよね。

自分でも気づかないくらいに

どんどん気持ちが下がっていって

もう全てがどうでもよくなる時、

私もよくあります。

 

今日は、そんな時の話をします。

 

連休明けの出勤、地下鉄を出て
職場に向かうまでの間に
仕事に行きたくない気持ちを
必死に抑えるために自分へのおまじないとして、「お土産みっつたこみっつ」
を心の中で唱えていた。

連休明けに仕事に行きたくないのは、
社会人や学生の9割9分は同じであろうと
思っているけど、
自分は特別に行きたくないのだ
という気持ちになる。


「お土産みっつ たこみっつ」

このフレーズは、「おおかみこどもの雨と雪
の中でおおかみこどもの雪が、
興奮したり、不安になったりして
ちょっとした拍子に人間の姿からおおかみの姿に変わってしまいそうになった時に、
おおかみにならないおまじないとして
母親のはなが雪に教えたフレーズだ。

私は日常的にこのフレーズに思い入れをもって
自分にも応用している訳じゃないから、
自分が出勤したくないなあと思った時に
何でこのフレーズが出てきたのかは自分でも
わからない。

でも、本当に会社に行きたくないなと
救いを求めるような気持ちだった時に
このフレーズをふと思い出して
心の中で唱えてみたら本当に少し気持ちが
落ち着いた。

嘘みたいだし、嘘なんだけど
こういうおまじないって案外大事なんだと
その時初めて思った。

会社に行く道中も本当に行きたくないという
気持ちが募る一方で必死に考えないように
しようとするも、
自分がデスクに座って、心を完全に
シャットアウトして、無心で仕事に追われる
ことをどうしても想像してしまう。
そしてそれを5日間繰り返し、2日だけ休んで
延々と繰り返して行く。
そこまで考えるともうどうしようもなく
逃げたい気持ちでいっぱいになる。

休みに入る前は普通に出来てたことだけど、
連休が終わった後は、
いままでの日々がまた延々と
続いていくことに嫌気が差して
自分は何をしてるんだろう、
生きている心地がしない、死んだような心で
一体これからどうなりたいんだろうと
どんどん気持ちが沈んでいって
もう何年もこの日々を続けていた自分が
嘘のように感じる。

基本的には健康な私でもそう思うのだから
きっとこうやって思う人は

ごまんといるだろうし

もっとしんどい思いをしている人も
たくさんいると思う。

転職すればいいとか、さっさと逃げればいいとか
それはもうごもっともで、私もそう思う。
そうすべきだと思うし、
私ももう辞める時も近いと思うけど、
でもこの今日一日をやりすごす為に
一旦まずは出勤をしなきゃと思うけど、
どんどん落ちて行く気持ちに
なんとか歯止めをかけてくれたのが
このおまじないだった。

別にこれはおまじないじゃなくても、
何だっていい。
1番底に落ちる前に自分をちょっと
引き上げてくれる
冷静な気持ちを取り戻すきっかけになって
くれるものだったらなんでもいいと思う。

ただ、そういうものを自分で意識的に
もっておくことが案外大事なのだと思ったのだ。

私は、朝出勤する時は必ず音楽を聴きながら
出勤する。
その日の気分で適当にシャッフルしたり、
あるアーティストだけで絞ってシャッフルしたり
しているが、もうメンタルがやばい
本当にしんどいなと思った時は
UVERworldの「counting songH」
を聴くと決めている。

単純にこの曲自体が大好きなのだが
やばいと思った時に、この曲を聴いて
いままで自分が何度も支えられて
何度も乗り越えれたという
自信を思い出せるのだ。
あとはやっぱり大好きなアーティストのことを
思い出して、やっぱり好きだなあと
ポジティブな気持ちを思い出せる。
そして、基本的には自分のことを

好きになりきれない自信のない私だけど

その大好きなアーティストを

好きな自分は好きでいられるから、

そういうことを
すっと思い出すきっかけになってくれて
自然と落ちて行くばかりの気持ちから
気が逸らせられるのだ。

 

私がこの「お土産みっつ たこみっつ」
をふと思い出した時は、この曲は聞いてなくて
気持ちがどんどん下がっていることにも
自分で気づかないくらいだった時に
本当にふと思いだした。

 

いや、無意識下で自分で自分に救いを求めて
脳内でどうにかこのおまじないを
引っ張ってきたのかもしれない。

 

映画の中で、雪はいつもこのおまじないを唱えて
何度も危機を乗り越えてきたけど、
どうしても興奮が抑えられなくて
結局おおかみの姿に戻ってしまう描写がある。

どうしてもダメな時はやっぱりあるけど、
自分の中で自分をコントロールできる言葉
だったり、曲でもなんでもいいけど、
そういうのを持っていることは
救いだと思う。

自分がやばい状態だって気付ける余裕があったり
意識的に、まだ思い出せる余裕がある時は
自分にとってのおまじないを
かけるといいと思うし、
気持ちがどんどん下がっていってしまった時に
なんとかその場を凌げるような
そんなおまじないが
みんなにあってほしいと
そんな風に思ったというお話でした。

こんなとってつけたように最後に言うのも
あれですが、
おおかみこどもと雨と雪は
本当にいい映画なのでまだ見てない方は
見てほしいし、
UVERworldのcounting songH
も優しくてとても綺麗な歌詞で大好きなので
よかったら聴いてみてほしいです。

それではまた。